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ジャパレスで働くのは悪いことだとは思っていませんか?ジャパレスとはジャパニーズレストランの省略です。
私も最初はせっかくオーストラリアに来たのに何でジャパレスなんかで働くのかと思っていました。
しかし、ジャパレスで約3ヶ月間働いてみて決して悪いことばかりではないと感じました。
私は寿司レストランのキッチンのポジションとして働いていました。
今回の記事により、ワーホリのジャパレスについて給料面なども含めて色々知って貰えると幸いです。
②オーストラリアで仕事探しをしている人 ③ジャパレスに興味がある人 ④ジャパレスとローカルレストランの違いを知りたい人
気になる給料の話、一体どれぐらい稼げたのか?
早速ですが、誰もが気になる給料の話を先にしちゃいます。私が働いた時は以下のような条件でした。
・時給12ドル(研修中は11ドル)
・フルタイムで1日あたり約10時間
オーストラリアの最低時給は24.36ドル(約1,948円程)です。 しかし、私の働いた寿司レストランは、時給$12でオーストラリアの法律を守らずに雇われていたことになります。
ジャパレスでは、このように$10〜$13の手取り時給で働いている人がたくさんいます。なぜこのような実態があるのかというと、違法な時給で法律を守らずに雇用する経営者がたくさんいるからです。
ワーホリの場合は、ローカルの仕事だと簡単に仕事が見つからないことが多くその弱みにつけ込み、現金払いの低賃金で雇用される傾向が多いです。
ローカルの仕事だとタックスジョブで最低賃金を守っていますが、ジャパレスの場合は法律を守っていないので、給料も記録を残さないように現金手渡しとなるわけです。しかし、学生ビザの人は週に労働できる時間に制限があるのでこのやり方がいいという捉え方もあるようです。
実際に私は週にどれぐらいの給料だったかというと・・・
ランチタイムとディナータイムがあり、ランチタイムだけ入る場合とランチタイムとディナータイム両方でフルタイム入る場合がありました。
私の働いたところはフルタイムで入る場合は1日に約10時間ほどは働くことができます。なので、時給$12×10で1日に$120稼ぐことができました。それが週に5回あれば週に$600です。
日によってはランチタイムだけの時もあります。その場合は例えば10:30〜16:00まで入れて1日5.5時間なので、$12×5.5で$66となります。
賄いは無料であるので、週にたくさん入れば貯金はできますが1日に10時間以上の長時間労働なので大変です。長時間労働で安い給料は、日本と変わらないと感じました。
※ただし場所によってはジャパレスでも法律を守っているところもあります。以下は私の友人が働いていたジャパレスの給料などの情報です。
【 Aさん 】
店舗の種類: 寿司屋
時給: 最初の1ヶ月間は時給$11(手渡し)、それ以降は時給$18(タックスと年金込み)
シフト状況: 2週間に一度シフトの希望を出す。人手不足なので結構入れてもらえる。
外国人有無: なし
賄い有無: あり
【 Bさん】
店舗の種類: 高級居酒屋
時給: ワンシフトにつき$90
シフト状況: 週に4、5日ほど(最低勤務期間6ヶ月)
外国人有無: あり
賄い有無: あり
私が感じたジャパレスで働くメリット
①賄いのおかげで食費が浮く
ジャパレスで働くと場所にもよりますが賄いがあります。
海外に住んでいると日本食が恋しくなるかもしれませんが、美味しい日本食を賄いで食べることができます。
賄いにより食費に関しては大幅に節約することが可能です。ただし、私のジャパレスでは夜ご飯は毎日寿司でした。
美味しいですが、さすがに毎日寿司だと飽きてしまいました。
これは友人のところですが、このようなうどんの賄い(昼は店内で、夜は持ち帰り)が出ることもあります。賄いの条件は店舗によって変わってきますが、たまに恋しくなる日本食を食べれるのはありがたいです。
②ワーホリの情報交換できる日本人の友達ができる
ワーホリ生活する上でたくさんの友達を作り、情報共有できる人脈を増やしておくことも大事です。なぜならそこから良い仕事を紹介してもらえる可能性もあるからです。
ジャパレスで働くとここでしか出会えない日本人の友達ができるのはメリットだと思います。またジャパレスにも英語ができる人は多いし、そこから学ぶこともできます。
月に一度、飲み会などもありました。オーストラリアという広い国でしか出会えない貴重な人脈となるはずです。
③すぐに雇ってもらえる
ジャパレスは、基本的にすぐに雇ってもらえやすいです。
オーストラリアに来てすぐに仕事が見つかるか心配だと思いますが、仕事を選ばなければジャパレスの仕事はすぐに見つかります。応募内容を見て、連絡するだけ。ジャパレスであれば、面接も日本語です。
日本人だからという理由で優先して雇用してもらえます。こんなの日本では考えられませんよね。しかし、オーストラリアのジャパレスでは日本人という理由だけで筋が通ってしまうのです。
面接の時は、人手が早急に必要なので一日でも早く来て欲しいという感じでした。なぜならワーホリビザの関係で人の入れ替わりも激しいからです。
私が感じたジャパレスで働くデメリット
①給料が安くて手渡し
先程も記載しましたが、私が働いていたジャパレスでは時給$12でした。オーストラリアの最低時給は$24.36(日本円で約1,948円)なので法律を守っていません。
給料は2週間ごとに手渡しで貰いました。周りの人からも「何でこんなに安い給料のところで働いているの?」と言われました。
しかし、オーストラリアのジャパレスではこのような実態が多いです。
②英語環境でない
ジャパレスで働くのは、日本語環境での仕事になってしまうので英語環境を求めている人にとっては物足りなく感じてしまうと思います。
このままの環境だと海外の友達もなかなかできにくいです。ホールスタッフであればお客様と会話する時に英語は使えます。
③周りから冷たい目で見られてしまう
ワーホリでせっかくオーストラリアにまで来たのに、ジャパレスで働いていると周りからも「何しにオーストラリアへ来たの?」と冷たい目で見られてしまうこともあります。
日本人の友達を作って、職場も日本語が通じる環境。周りからも負け組扱いされてしまいます。
確かに劣等感を感じてしまうかもしれません。しかし、ワーホリの入口として自分次第でステップアップの一つにすることはできると思います。
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ジャパレスVSローカルレストラン
ローカルジョブの方が給料は良くて、年金などの福利厚生もあり待遇はしっかりしています。
しかし、それをゲットするには高い英語力とスキルが必要になります。
ジャパレスの面接の際の履歴書は日本語の履歴書でも大丈夫で、面接も日本語でした。ローカルレストランの場合は英文履歴書を準備する必要があります。
私は3ヶ月間寿司レストランで働いた
ジャパレスというとカテゴリーも広く、寿司屋もラーメン屋も焼肉屋も全部そうです。
その中でも私は、約3ヶ月間寿司レストランで働きました。最初の面接の時にポジションばどこがいいか希望を聞かれて、寿司バーかホールがいいけど、特にこだわりはないと答えました。
しかし結局、私が働いたのはキッチンのポジションでした。キッチンは人手が特に少なくみんなやりたがらない感じでした。
このようにお客さんから見えないところで簡単な料理を作ったり、また洗い物も兼用で行います。
お客さんからオーダーからあればすぐに料理を出したり、空いた時間は仕込みなどもしました。
ランチタイムとディナータイムでは、ランチタイムの方がお客さんが多いのでランチタイムに仕事に入れる人は優先されます。
結局3ヶ月間働きましたが、私の働いたレストランでは特に調理の経験がなくてもできる仕事でした。ここを辞めた理由は、セカンドビザを取得するのにファームへ行くためです。
ファームの仕事の探し方については、以下の記事を是非参考にしてみてください。
ポジションについて
実際に担当する業務に関しては、お店によっても変わってきます。今回は私が働いた寿司レストランでのポジションについて書いていきますね。
キッチンスタッフ
私が働いた寿司レストランのキッチンスタッフでは仕込みをしたり、サイドメニューを作ったりしました。
例えば、寿司屋さんでは寿司とは別に唐揚やたこ焼きなどのサイドメニューがありますよね。
そのオーダーがあったりすると、お客さんの為に作らないといけません。
また洗い物も同時進行で行いました。レストランによっては、調理を担当する人と調理場で洗い物をする人でポジションが分かれたりします。
キッチンのポジションでは、どちらかというと英語よりは調理スキルの方が重視されます。
ホールスタッフ
ホールスタッフは、料理・飲み物を出したりお客さんに注文を聞いたりレジをしたりします。
お客さんはほとんどが現地のオーストラリア人です。なので、お客さんの要望に対応できる英語力はあった方が良いです。
現地のお客さとのコミュニケーションにより、仕事の充実感に繋がります。
寿司バースタッフ
寿司を握るポジションです。例えば、にぎりやぐんかんやロール寿司などを作ったりします。
また日本の回転寿司のような感じなので、寿司がバーからなくならないようにとにかくいっぱい作っていきます。
それでもジャパレスで身につけたスキルはきっと役に立つ!
ワーホリでのジャパレスの仕事は、敬遠されがちですがどんな仕事でも自分次第でスキルにすることができます。
世界各国を見ても日本食の需要は高まっていて、日本人の働く環境は増えてきています。
※全てのジャパレスが日本人経営とは限りません。
もし将来仕事がなくて困ったとしても例えば寿司を握れたり、日本食で働くためのスキルがあれば世界で通用します。
世界各地にジャパレスはあるので、ジャパレスで少しでもスキルを身につけておいて損はありません。
日本人からでも自分次第で、大いに料理の知識などを学ぶことができます。
海外の人にも、日本食の知識があり料理などができると重宝されます。なので今のうちにスキルを磨いておきましょう。どんな仕事でもしっかりと役割を果たし、学んでいけばきっと将来の為に成長していけると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本食を食べたいという海外の人もたくさんいて、日本食の需要は高まっています。オーストラリア人からも日本食は人気があります。
オーストラリアにはたくさんのジャパレスがあり、日本人の働く環境は大いにあります。
日本人として美味しい日本食を海外の人にサーブできるのも一つの貴重な経験です。
ジャパレスで働くのは決して悪いことではなく、ワーホリの一歩目のステップとしては悪くはないと思います。是非海外でもジャパレスの仕事に興味があればトライしてみてください。
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初めまして。ブログによる情報有難うございます。
ホバートのジャパレスで働きたいと思っていますので上記二社の場所と名前をメールにて教えてください。それとおすすめバッパーなどもあれば合わせてお願い致します。