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こんにちは。ヨーロッパ43ヶ国を低予算で一周していたハッシーです。
ヨーロッパと聞くと物価の高いイメージはありませんか?
私も最初はめっちゃ高いのではないかと思っていたのですが、実際に43ヶ国行ってみて物価の安い国も多かったです。
そこで、今回の記事ではヨーロッパの物価の安い国ランキングを20位まで紹介します。
少しでも予算を抑えて旅したい方は、今回の記事で是非行ってみようと思える国が見つかると思います。
②できる限り予算を抑えて旅したい人
③ヨーロッパを一周したい人
ヨーロッパの物価20ヶ国ランキング
消費者物価指数から見る、ヨーロッパの物価20ヶ国ランキングは以下のようになっています。
また各国の物価は、為替相場やエネルギー価格、供給と需要のバランスなどに影響されて変化するので、参考程度に見てみてください。
②ボスニア・ヘルツェゴビナ
③ルーマニア
④ブルガリア
⑤モンテネグロ
⑥アルバニア
⑦ポーランド
⑧セルビア
⑨ハンガリー
⑩リトアニア
⑪ラトビア
⑫クロアチア
⑬スロバキア
⑭チェコ
⑮エストニア
⑯ポルトガル
⑰スロベニア
⑱ギリシャ
⑲マルタ
⑳スペイン
逆に、ヨーロッパで特に物価の高い国は、スイス、アイスランド、ノルウェーなどです。
ヨーロッパで物価の安い20ヶ国の見どころ
それでは、先ほどのランキングの中で紹介したそれぞれの国の見どころについて書いていきます。
写真満載で紹介するので、ぜひ読み進めてみてください。
①北マケドニア
北マケドニアはヨーロッパの中でも特に面白い国だと感じました。ヨーロッパの中でも最も変わった首都だと言われているそうです。
理由は無数の銅像が街のあらゆるところにあり、他の国の良いところ取りをしているような街だからです。
例えば、パリの凱旋門を真似て造られたマケドニア門、ギリシャ神殿を真似た巨大な博物館、ウィーンにあるような劇場などもあります。
また北マケドニアは貧しい国にも関わらず、ロンドンを真似て赤い2階建てのバスがたくさん走っているなどのアンバランスさも面白いです。
まるでテーマパークにいるような国でした。
②ボスニアヘルツェゴビナ
ボスニアヘルツェゴビナの首都であるサラエボは、東洋と西洋の文化が混ざり合った街です。
サラエボの旧市街は、オスマン帝国時代の雰囲気が残っており、トルコ風のバザールやモスクなどがあります。
またサラエボから南西に約130kmほど行くと、ボスニアヘルツェゴビナで最も有名な観光地であるモスタルに到着します。
モスタルは、ネレトヴァ川に架かるスタリ・モストという石造りの橋と、その周辺の旧市街が世界遺産に登録されています。
スタリ・モストは、1566年にオスマン帝国の建築家によって建設された美しいアーチ型の橋で、モスタルのシンボルです。
しかし、1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で、橋は破壊されてしまいました。
その後2004年に復元され、現在では、スタリ・モストは平和の象徴となっています。
モスタルの旧市街では、レストランやカフェ、お土産などがたくさんあり、賑やかな場所でした。
③ルーマニア
ルーマニアは、ヨーロッパの東部に位置する国です。
ルーマニアの首都であるブカレストは、かつては「小さなパリ」と呼ばれたほど美しい街です。
ブカレストは、東洋と西洋の文化が混ざり合った街で、歴史的な建築物や美術館が見どころです。
また、ブカレストから少し離れたところには、トランシルヴァニア地方があります。
トランシルヴァニア地方の町々は、中世の面影を残した美しい街並みで、世界遺産にも登録されています。
トランシルヴァニア地方にあるブラン城やシギショアラなどの古城を訪れるのもおすすめです。
またルーマニア西部のティミショアラという街は、ルーマニア革命発祥の地と言われています。
ルーマニアの国際都市で、映画のような街並みでおすすめです。
④ブルガリア
ブルガリアは明治ブルガリアヨーグルトでもお馴染みですが、ヨーグルト大国として有名です。
スーパーにはたくさんの種類のヨーグルトが並べられていました。 ヨーグルトの食べ比べも楽しいと思います。
また首都であるソフィアは、古代から続く歴史ある街です。
ソフィアには、ローマ時代の遺跡やビザンティン様式の教会、オスマン帝国時代のモスクなど、様々な文化の影響を受けた建築物があります。
ソフィアのシンボルとなっているのは、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂です。
ソフィアから少し離れたところには、ロジェン修道院やリラ修道院など、世界遺産に登録された修道院があります。
ブルガリアの修道院は、壁画やアイコンなどの芸術作品が豊富で、ブルガリアの歴史や文化を感じられます。
⑤モンテネグロ
モンテネグロと聞いてもピンと来ない人は多いと思いますが、クロアチアの人気観光地・ドゥブロヴニクとともに人気なのが、モンテネグロのコトルという都市です。
ドゥブロヴニクからは片道約2時間ほどなのでセットで訪れるのがおすすめです。
まるでフィヨルドのような、複雑な入り江のコトル湾があるのですが、コトル湾は世界一美しい湾と言われています。
またコトルの旧市街地は中世の街並みが残っており、街の至るところに可愛らしい猫を見かけます。
小さい町ではありますが、メルヘンな街で歩いているだけでも癒されるところです。
⑥アルバニア
アルバニアは、バルカン半島の西部にある国で、アドリア海とイオニア海に挟まれています。
アルバニアの首都であるティラナは、色とりどりの建物が並ぶモダンな街です。
また、ティラナから少し離れたところには、ベラトやギロカストラという世界遺産に登録された町があります。
ベラトやギロカストラは、オスマン帝国時代の建築物や城壁が残っており、中世の雰囲気を味わえます。
アルバニアの海岸線は、美しいビーチや島々が点在しており、リゾート地としても人気です。
アルバニアの海岸線で特に有名なのは、サランダという町です。
サランダからは、ギリシャのコルフ島や、古代遺跡のブトリントなどにもアクセスできます。
⑦ポーランド
ポーランドは音楽家であるショパンの愛した国であり、親日国でもあります。
世界遺産は15個もあり、歴史好きな人にとってはかなりおすすめな国です。
おすすめの都市はポーランドの首都であるワルシャワ、世界遺産都市でもあるクラクフです。
実際に行ってみてこの写真のように、中世の素敵な街並みが残っていました。
物価も安く、ポーランド料理も食べたのですが日本人の口に合うと感じました。
⑧セルビア
セルビアは、バルカン半島の中央にある国で、ドナウ川が流れています。
セルビアの首都であるベオグラードには、要塞や教会、博物館などの歴史的な建造物が建ち並んでいます。
ベオグラードの見所の一つは、カレメグダン要塞です。
カレメグダン要塞は、ベオグラードの高台にある要塞で、ドナウ川とサヴァ川の合流地点を見下ろせます。
要塞内には、公園や動物園、博物館などがあり、散策やピクニックにも最適です。
ベオグラードから少し離れたところには、スボティツァという町があります。
スボティツァは、セルビアの北部にある町で、世界遺産に登録されたスボティツァ修道院があります。
スボティツァ修道院は、13世紀に建てられた正教会の修道院で、壁画やアイコンなどの芸術作品が見られます。
⑨ハンガリー
ハンガリーは、近年人気急上昇している国の一つです。
ハンガリーの首都であるブダペストは世界遺産の街で、夜景も特に美しく「ドナウの真珠」とまで称されています。
ブダペストの美しい夜景を堪能するにはナイトクルーズがおすすめです。
私達もナイトクルーズに参加したのですが、このような芸術的なライトアップを見ることができました。
またハンガリーの料理は世界的な評判もよく、世界三大料理の一つでもあります。
更にハンガリーは温泉大国でもあり、旅の疲れに温泉でリラックスして過ごすのもおすすめです。
⑩リトアニア
リトアニアは、バルト三国の一つで、バルト海に面しています。
リトアニアの首都であるヴィリニュスは、中世の旧市街が世界遺産に登録されている街です。
ヴィリニュスの旧市街は、ゴシック様式やバロック様式などの建築物が多くあり、散策が楽しいです。
ヴィリニュスのシンボルとなっているのは、ゲディミナスの塔です。
ゲディミナスの塔は、ヴィリニュスの高台にある塔で、リトアニアの国旗が掲げられています。
塔の上からは、ヴィリニュスの街やネリス川が一望できます。
またヴィリニュスから少し離れたところには、トラカイという町があります。
トラカイは、湖の中にあるトラカイ城が有名です。
トラカイ城は、14世紀に建てられた城で、現在は博物館として公開されています。
トラカイ城は、ボートやカヤックで近づくことができ、水上からの景色も素晴らしいです。
⑪ラトビア
ラトビアは、北欧にも近いバルト三国に位置している国です。
ラトビアは街の雰囲気が素敵で、歩いているだけでも楽しいです。
ラトビアの首都であるリガは、街全体が世界遺産となっていてまるでメルヘンのような世界が広がっています。
オシャレなカフェもたくさんあり、コーヒー好きにもおすすめです。
少し郊外に出れば、豊かな自然も広がっています。
⑫クロアチア
クロアチアは、ヨーロッパの中でもトップ3ぐらいに入るぐらいおすすめの国でした。
特に日本人に人気の都市は、ドゥブロヴニクで城壁からの眺めは特に美しいです。
ドゥブロヴニクは観光都市ということもあり、入場料などは高いのですがそれ以上に行く価値はあります。
ドゥブロヴニクの城壁からの眺めはどの角度からも絶景で、ここだけでも100枚以上は写真を撮っていました。
自然が作り出した美と人の手による美が奇跡的な調和を見せています。
このようなピンク色の夕日まで見ることができました。
歴史のある旧市街を散策するだけでも楽しめること間違いありません。
ドゥブロヴニク以外では、プリトヴィツェ湖群国立公園という世界遺産がテレビでも紹介されていました。
クロアチアを代表する観光スポットで、大小16の湖と92ヶ所の滝を見ることができます。
⑬スロバキア
スロバキアは、中欧に位置する小さな国ですが、自然や歴史、文化が豊かな国です。
スロバキアの首都であるブラチスラヴァは、ドナウ川に面した美しい街で、中世の雰囲気が残っています。
ブラチスラヴァのシンボルであるブラチスラヴァ城は、小高い丘の上にそびえ立ち、街や川の景色を一望できます。
ブラチスラヴァ城は「ひっくり返したテーブル」とも呼ばれています。
私達もブラチスラヴァ城に登ってみましたが、このような素晴らしい眺めに感動しました。
もちろんスロバキアは、ブラチスラヴァだけではありません。
スロバキアの国土の半分以上が山岳地帯で、タトラ山脈やスピシュ城などの自然や歴史の名所がたくさんあります。
⑭チェコ
チェコの首都であるプラハは、ヨーロッパ屈指の美しさを誇る街です。
ゴシック様式、バロック様式、アール・ヌーヴォー様式など様々な歴史的建築物が旧市街を埋め尽くしており、プラハの街を歩くだけでも歴史を感じられます。
特に有名な観光スポットは、プラハ城で世界で最も古くかつ世界で最も大きな城です。
夜のライトアップもこんな感じで、城とは思えないほどの華やかさです。
プラハ最古の石橋であるカレル橋も見逃せません。
プラハ以外では、チェスキー・クルムロフもおすすめの都市です。
世界で最も美しい街と言われており、チェコ観光のハイライトとも言えます。
⑮エストニア
エストニアは、バルト三国のひとつで、北欧の影響を受けた国です。
エストニアの首都であるタリンは、バルト海に面した港町で、旧市街は世界遺産に登録されています。
タリンの旧市街は、中世の城壁や塔、教会などが保存されており、まるでタイムスリップしたような感覚になります。
私達も旧市街を散策しましたが、このような風情ある街並みに魅了されました。
また代表的な展望台として、コフトウッツァ展望台やパットクリ展望台があります。
展望台から眺める旧市街の景色も素晴らしいです。
⑯ポルトガル
ポルトガルは、ヨーロッパ最西端に位置する国です。
ポルトガルの首都であるリスボンは「7つの丘の街」と言われていて、街にはケーブルカーなども走っています。
街には世界遺産が10ヶ所あり、例えば「発見のモニュメント」など大航海時代の歴史なども実感できます。
展望台からはオレンジ色の屋根で染まっている旧市街地を見渡せて、夕陽の時間は特に美しいです。
他にも世界遺産の街であるシントラやポルトなど見どころのある都市がたくさんあります。
⑰スロベニア
スロベニアは、中欧と地中海の間に位置する国で、自然の美しさと多様性が魅力的な国です。
スロベニアの首都であるリュブリャナは、リュブリャニツァ川に沿って広がる小さな街で、古くからの建築物や橋が見どころです。
リュブリャナの中心にある「三本橋」は、市民の集いの場として有名で、夜にはライトアップされてロマンチックな雰囲気になります。
リュブリャナ城から眺めるスロベニアの街並みも良かったです。
またその他にも、ブレッド湖やポストイナ鍾乳洞などの自然の驚異や美しさが溢れる観光地があります。
どちらかと言えばマイナーな国ですが、自然の素晴らしい国だと感じました。
⑱ギリシャ
南欧に位置しているギリシャも物価の安い国です。
観光の中心となる都市は、アテネです。
アテネはヨーロッパ文明発祥の地で、歴史的な世界遺産もあります。
特に代表的なのはアクロポリスに建つパルテノン神殿で、2400年以上もの間この街を見守り続けています。
他の日本人旅行者も、歴史の教科書で習った時の写真をそのまま見れたのは感動的だったと言っていました。
またギリシャに行ったら、サントリーニ島にも是非足を運んで欲しいです。
青と白の調和が素敵で、一度は行ってみたい夢のような島です。
アテネからは船で行くこともでき、エーゲ海クルーズの海も絶景で忘れられない時間となるでしょう!
⑲マルタ
マルタは地中海に浮かんでいる小さな島国です。
マルタという国はマルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島で構成されています。
小さい国ではありますが、街ごと世界遺産となっている「バレッタ地区」にはフォトジェニックなインスタ映えスポットがたくさんあります。
また海もすごく綺麗で、リゾート気分を味わえます。
治安は良く、物価もかなり安いので旅行先としておすすめです。
⑳スペイン
スペインは、ヨーロッパ南西部に位置する国で、歴史や文化、芸術が豊かな国です。
スペインの首都であるマドリードは、王宮や美術館、広場などがある活気ある街で、スペインの中心地です。
マドリードの見どころのひとつは、サン・ミゲル市場で、色とりどりの食べ物や飲み物が並んでいます。
またスペインの料理で、イカ墨パエリアは特に絶品でした。
バルセロナにはサグラダ・ファミリア、グエル公園、ピカソ美術館など有名観光地がたくさんあります。
バルセロナ近郊のモンセラットという山では、このような雲海をたまたま見ることができました。
更にスペインには、世界遺産の街は15個もあり、ぜひゆっくり見て欲しい国の一つです。
まとめとして
ヨーロッパで物価の安い国を10ヶ国紹介してきましたが、いかがでしたか?
私もヨーロッパは物価の高いイメージしかなかったのですが、それはごく一部の国だと気づきました。
ヨーロッパは物価の安い国は意外にも多いので、是非次の海外旅行先として検討してみると良いと思います。
また私はヨーロッパ旅行の際には、以下の本もよく活用していたので是非チェックしてみてください。
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