2021年からヨーロッパ旅行にビザは必要?滞在の注意点・ルールまとめ

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こんにちは。2019年12月からヨーロッパを100日間かけて一周旅行していたハッシーです。

今回の記事では、2021年以降ヨーロッパを旅したい方に向けて、ヨーロッパでの滞在中に注意すべきことについて書いていきます。

今までは、ヨーロッパ旅行にビザは不要だったのですが、2021年からETIES(エティアス)という欧州渡航情報認証制度が導入されます。

パスポートさえあれば、ヨーロッパに行ける時代は終わってしまいます。

手続き関係は面倒に感じるかもしれませんが、そこまで難しいことではないので事前に把握しておきましょう。

今回の記事はこんな人におすすめです!
・2021年以降ヨーロッパ旅行に行く計画を立てている人

ヨーロッパの滞在日数のルールについて詳しく知りたい人

・ヨーロッパ諸国間の移動の入出国審査について知りたい人

2021年から必要となるETIES(エティアス)とは?

ETIESというのは、ヨーロッパの中のシェンゲン加盟国(フランス、イタリア、ドイツなど合計26ヶ国)に ビザを取得しなくても訪問するのに必要な「欧州渡航情報認証制度」のことです。

アメリカに入国するにはESTA(エスタ)の申請を事前にしておく必要があるですが、それとほぼ同じようなものです。

カナダではETA(イータ)、オーストラリアではETAS(イータス)が導入されています。

入国審査の前に、この制度を導入することにより事前に個人情報や犯罪歴のチェックが行われます。

日本からヨーロッパのシェンゲン加盟国に入る場合にはこのETIESを必ず事前に取得しておかないといけません。

ETIESの申請費用は正式にはまだ決まっていませんが、日本円で約800~900円となる見込みでオンラインでのみ申請できます。(18歳未満の申請費用は無料)

申請してから承認を得るまでには最大2週間はかかるので余裕を持って申請したほうが良いです。パスポートの有効期限にも注意してください。

http://etias-euvisa.com/

これはあくまで現時点での情報なので、気になる方は随時上記のサイトからもチェックできます。

それでは、次にETIESが必要なシェンゲン加盟国とはどこの国のことなのか詳しく見ていきますね。

シェンゲン加盟国とは

1985年にルクセンブルクのシェンゲンで、シェンゲン協定が締結されました。

シェンゲン協定は、出入国手続きの簡素化やEU内国境の通行自由化を目的としています。

旅行者にとっては陸続きのヨーロッパで毎回の入国審査がなくなったり、鉄道で通過する際にパスポートが不要になるなどのメリットがあります。

この上の地図の青い枠の範囲内はシェンゲン加盟国となります。2020年現在シェンゲン加盟国となっている国は以下の通りです。(合計26ヶ国)

ベルギー

オーストリア

チェコ

エストニア

ラトビア

リトアニア

デンマーク

フランス

ドイツ

ギリシャ

ハンガリー

アイスランド

イタリア

リヒテンシュタイン

ルクセンブルク

マルタ

オランダ

ノルウェー

ウェーデン

フィンランド

ポーランド

ポルトガル

スイス

スロバキア

スロベニア

スペイン

日本からまずシェンゲン加盟国のいずれかの国(上記の26ヶ国)に入国する場合は、一番最初に入国する国でETIESが必要となります。

そして、その後にシェンゲン加盟国間の移動であれば国内扱いとなるので、毎回の入国審査はなくなるということです。

上の地図の範囲内の移動であれば、全て国内扱いです。

分かりにくいと思うのでもう一度まとめると、

①日本から、シェンゲン加盟国に入国する時は一番最初に入国する国でビザの代わりにETIESが必要

②その後、例えばフランスからイタリアに移動する場合はどちらの国もシェンゲン加盟国なので、入国審査はなし

ハッシー

注意点は例えばイギリスやアイルランドはシェンゲン加盟国ではありません。

なので、日本からイギリスに入国する際にはETIESは不要です。

しかし、イギリスからフランスに遊びに行く時にはフランスはシェンゲン加盟国なのでETIESは必要です。

ヨーロッパの滞在日数のルール

シェンゲン協定に加入している国には、滞在日数のルールも定められています。

シェンゲン圏には過去180日間において最大90日間までなら滞在できるというふうに決められています。

ETIESの有効期限は3年間なのですが、渡航期間のルールも別であるのでこれも守らないといけません。

例えば2021年7月1日からヨーロッパ旅行をすると仮定すると、もし同じ年の4月1日から4月30日までシェンゲン加盟国に滞在していた場合は、それも30日間としてカウントされます。

それは過去180日間において、90日間までの滞在と決められているので遡って計算しないといけないからです。

⇧ シェンゲン加盟国に滞在できるのは過去180日間で、90日までというルールがあります。

これはあくまでもシェンゲン加盟国での話なので、例えばイギリスなどの非シェンゲン加盟国であればカウントはしなくて大丈夫です。

ヨーロッパ移動の4つのパターンについて

ヨーロッパ移動にはシェンゲン加盟国同士の移動、シェンゲン加盟国から非シェンゲン加盟国への移動、非シェンゲン加盟国からシェンゲン加盟国への移動、非シェンゲン加盟国同士の移動の4つのパターンが挙げられます。

それぞれのパターンについて順番に例を挙げて見ていきますね。

①シェンゲン加盟国同士の移動の場合

例えば日本からまずシェンゲン加盟国のどこかの国に入国すると仮定します。

例えばまずフランスに入国するとすれば、フランスはシェンゲン加盟国なので空港でまずETIESなどのチェックや入国審査があります。

その後フランスからイタリアに移動する場合はシェンゲン加盟国同士の移動となります。

このケースの場合、フランスからイタリアへの移動は国内扱いとなるのでここでは、入国審査はありません。

シェンゲン加盟国同士の移動の場合は入国審査はないということです。

②シェンゲン加盟国から非シェンゲン加盟国に入る場合

日本からまずシェンゲン加盟国のどこかの国に入国すると仮定します。

例えばまずフランスに入国するとすれば、フランスはシェンゲン加盟国なので空港でまずETIESなどのチェックや入国審査があります。

その後フランスからイギリスに移動する場合は、シェンゲン加盟国から非シェンゲン加盟国への移動となります。

非シェンゲン加盟国に入るのは、国内扱いとはならないので再び入国審査はあります。

ただしETIESは不要で旅行者は観光ビザとしての扱いとなります。

③非シェンゲン加盟国からシェンゲン加盟国に入る場合

先程の例の逆のパターンを見ていきますね。

非シェンゲン加盟国のイギリスからシェンゲン加盟国のフランスに入国する場合です。

まず日本からイギリスに入国する場合は、イギリスは非シェンゲン加盟国なのでETIESは不要です。つまり普通の観光ビザ(申請不要)で行けるということです。

しかし、その後イギリスからフランスに移動する場合はフランスはシェンゲン加盟国なのでETIESが必要となってきます。

④非シェンゲン加盟国同士の移動の場合

最後に非シェンゲン加盟国同士の移動のパターンを見ていきます。

例えば、非シェンゲン加盟国であるイギリスから非シェンゲン加盟国であるアイルランドに移動する場合です。

まず日本からイギリスに入国する場合は、イギリスは非シェンゲン加盟国なのでETIESは不要です。つまりビザは不要で入国審査のみある感じです。

その後、イギリスからアイルランドに移動する場合はアイルランドも非シェンゲン加盟国なのでETIESは不要です。

こちらの移動は国内扱いとはならないので入国審査のみはあります。

最後にもう一度、表にもまとめておきますね。

  ETIES有無 入国審査の有無
シェンゲン
同士の移動
最初に入国する国で必要 シェンゲン同士の移動は
入国審査なし
シェンゲン⇒非シェンゲン 最初に入国する国で必要 入国審査あり
非シェンゲン⇒シェンゲン シェンゲンに入国する際に必要 入国審査あり
非シェンゲン同士の移動 必要なし 入国審査あり

まとめとして

今回の記事では、主にヨーロッパでの今後の滞在のルールについて書いてきました。

もう一度まとめると、

・ヨーロッパにはシェンゲン加盟国と非シェンゲン加盟国がある

・シェンゲン加盟国では2021年からビザの代わりにEにTIESが必要

・非シェンゲン加盟国はETIESは不要

・シェンゲン加盟国間同士の移動は国内扱いとなり、入国審査もない

・シェンゲン加盟国と非シェンゲン加盟国間の移動や非シェンゲン加盟国同士の移動は毎回入国審査がある

となります。

ヨーロッパでの滞在ルールをしっかりと把握し、決められた日数を超えて不法滞在しないように注意しましょう。

ヨーロッパを旅する上では、こちらの書籍がすごく便利で私もこの本を読みながら旅をしていました。

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ABOUTこの記事をかいた人

はっしー

香川県出身でワーホリ2年目のはっしーです! 趣味は主に旅行とお菓子作り。これからワーホリを考えている人やワーホリ中の人、国内旅行や海外旅行が好きな人に役立つ情報を日々発信しています。 パートナーのりかとオーストラリアでワーホリをしていてその後、私たちの夢である世界一周旅行を予定しています。