こんにちは!はっしーです。
私はオーストラリアでハウスキーピングの仕事を約10ヶ月間していました。これからオーストラリアで仕事を探している人も多いと思います。
オーストラリアでどんな仕事をするか迷っている方は、ハウスキーピングという選択肢も是非候補に入れていただきたいです。ヨーロッパ一周のための貯金もできました。
私の実体験に基づいたハウスキーピングの仕事のメリットやデメリットなども紹介していきますね!
②ハウスキーピングの仕事内容について詳しく知りたい人
気になる時給は?
まずは皆さんが気になる時給の話からしようと思います。これはホテルの場所にもよるので参考程度にお願いします。
私が働いていた会社の名前は、Saltwater Hotels & Resortsです。
Saltwater Hotels & Resortsはオーストラリア全土にある大きな会社ですが、そのうちの二つの場所で働きました。
一つ目の場所が【Dinner Plain(ディナープレイン)】という雪山ロッジでのハウスキーピング、二つ目の場所が【Philip Island(フィリップ島)】でメルボルンから近い小さい島にあるホテルでのハウスキーピングでした。
まず一つ目の場所は時給$23.66でした。オーストラリアでは土日祝に関しては、給料が更に高くなります。
土曜日は1.5倍、日曜日は1.75倍、またオーバータイムと言って週に38時間以上働くと2.0倍の時給を貰うことができます。このように給料がアップされるのはオーストラリアの法律で定められているからです。
次に2つ目の場所は、時給が$24.33にアップしました。
こちらは2つ目のフィリップ島でのペイスリップ(給与明細)です。この時は年末年始でパブリックホリデー(祝日)が多くあり、一番多く稼げた時のものです。
例えばオーストラリアのパブリックホリデーに働くと2.5倍の時給となり、何と時給は約$48となります。
パブリックホリデーは時給が高い分、仕事に入れるとラッキーです。土日に働けるだけでもすごく稼げると思います。
オーストラリアではローカルの仕事で、またオーストラリアの法律をしっかり守った時給の仕事をすることで確実に稼ぐことができます。
都心部の高級ホテルのハウスキーピングの仕事は歩合制のところもあり、稼げないと言う声を聞いたことがあるかもしれません。 ポイントは私が働いていたホテルはどちらともリゾートホテルだったことです。
どうやって仕事をゲットしたのか?
私はまず雪山のハウスキーピングの仕事は台湾の友人から情報をゲットし、メールで応募して仕事を貰うことができました。
友人からの情報で仕事がゲットできることもあるので、現地ではできる限りたくさんの繋がりを作り少しでも多くの情報を集めましょう!
またもう一つのフィリップ島でのハウスキーピングの仕事は、雪山で働いた後に同じ系列会社への紹介ですんなりと決まりました。
オーストラリアのスキーシーズンが終了すると、雪山での仕事はなくなるので次の場所を紹介してくれたのです。
こちらの写真はフィリップ島のホテルの外観で、海が近いリゾート地に位置しています。
フィリップ島ではこんな素敵な夕陽を見ることができます。
もし興味があればこちらのウェブページからでも応募できます。
1日の仕事のスケジュール
今回はフィリップ島でのハウスキーピングの1日の流れについて詳しく説明していきますね。
雪山でのハウスキーピングの仕事はこちらの記事に詳しく載せているので、興味があれば是非読んでみてください。
仕事の初日は二人ペアで仕事をし、アメニティの置き方やベッドメイキングの仕方などを教わりました。
ホテルによってやり方はあるので、それに従って仕事をします。
アメニティに関してはこんな感じで置いていました。
最初の3日間は二人ペアで仕事をしましたが、4日目からは一人で任せられることになりました。
まずは最初に個人個人に掃除する部屋のリストを貰います。
今日はあなたは何号室の掃除をしてねと言う感じで部屋を割り当てられます。だいたい1日に多くて6部屋ぐらいありました。
Arrival(アライバル)というのは、本日お客様のチェックインがあるということを意味します。なので、その部屋から優先的に終わらせないといけません。
Departure(ディパーチャー)というのは、本日はお客様のチェックインはなく、チェックアウトのみある部屋です。
そして連泊しているお客様の部屋のところはルームサービスとして伺います。 ルームサービスの内容はゴミの回収・タオルの交換・消耗品の補充などを行います。
仕事は基本的に9:30~15:00までで終わる時間帯は日によって前後します。
9:30: 出勤、リストの確認
9:30〜14:00: チェックインが14:00なのでそれまでにArrivalの部屋から優先的に掃除を終わらせます。
14:00〜15:00: ルームサービス・片付けなどを行います。
☆因みに私のホテルではハウスキーパーだけでなく、夜はホテルのレストランバーの片付けや洗い物など簡単なヘルプに入ることもありました。時給は同じでナイトシフトボーナスが少しありました。
オーストラリアのワーホリでできるホテルの仕事はハウスキーパーだけではありません。ホテル内のレストランやバーでのウェイトレス、キッチンハンド、ランドリーの仕事など職種は色々あります。
仕事内容の細かい流れ
フィリップ島でのハウスキーピングの仕事内容は、主に一つの部屋に対して7つのステップがありました。
②新しいリネンを用意し、ベッドメイキングをする。 ③ゴミを回収し、新しいゴミ袋をつける。 ④食器を洗い、元通りに戻す。 ⑤アメニティの補充を行う。 ⑥掃除機をかける。 ⑦モップをかける。
また連泊している部屋のルームサービスとして伺う部屋は以下のような感じの業務でした。
②ゴミを回収し、新しいゴミ袋に変えるん。
③食器が汚れていたら洗う。
④消耗品の補充を行う。
⑤汚いタオルを回収し、新しいタオルに変える。
住む家はどうしてたの?
住む家は自分自身で探す必要はなくて、スタッフハウスとしてシェアハウスを提供してくれました。
一つ目は家賃が週$250で、二つ目が週に$90でした。雪山でのハウスキーピングの家賃はかなり高いですが、その分シフトにはたくさん入れていました。
どちらとも給与から天引きだったので支払いの手続きを毎週する必要はありませんでした。
働いていた人はどこの国籍が多かった?
一緒に働いていた人は本当に様々な人がいました。雪山では、台湾・中国・香港・チリの人と出会いました。
またフィリップ島では、フランス・ドイツ・ポーランド・ミャンマー・インドネシア・韓国の方と出会いました。
逆に日本人とは一人も出会いませんでした。私の働いた二つの場所は都市部からは離れているのでたまたま日本人に出会わなかったのかもしれません。
オーストラリアは移民国家と言われ、本当に様々な人が働きに来ています。英語環境で働けるのは良いと思います。
オーストラリアのハウスキーピングの仕事のメリット
たまに食材やチップをゲットできる
ハウスキーピングの仕事をしていてたまにゲストの方が冷蔵庫に食材や飲み物を残してくれる場合があります。毎日ではありませんが、結構色々残してくれます。
例えば、ピザを見つけたり果物を見つけたり、ミルクを見つけたり、チーズを見つけたりなど。ケーキを見つけたこともあります。
なぜこんなにゲストの方が残してくれのか不思議に思うほどですが、ゲットできるのはラッキーです!
雪山でのハウスキーピングの時はチームでの仕事だったので、食材は分け合ったりしていました。
フィリップ島でのハウスキーピングは個人での仕事だったので、自分が掃除した部屋で何か見つけたら持ち帰っていました。
たまに置いてくれるチップも嬉しいものです。
英語力は高くなくても採用してくれる
ハウスキーピングの仕事は、英語力は中級レベルで大丈夫です。
ホテルの部屋のベッドメイキング・清掃が主な仕事なので英語で話す機会がほとんどありません。
しかしたまにゲストの方から質問されたり、ルームサービスとしてゲストの部屋に伺った時に会話しないといけないケースもあります。
なので多少の英語力は必要だとは思います。
またフィリップ島でのハウスキーピングでは、同じスタッフとは自分から話しかけないとなかなか英語で話す機会を持てませんでした。
ファームより安定して稼げる
私はファームの仕事をした後に、ハウスキーピングの仕事をずっとしていたのですがファームよりは安定して稼げました。
ファームの仕事は外での仕事なので天候に左右されて、急に休みになることも多くありました。
それに対してハウスキーピングの仕事では、そういうことはなく土日祝は時給もアップして稼ぐことができました。
ただし、注意点は都市部の高級ホテルでは時給制ではなく歩合制で、一つの部屋を掃除しても$8しか貰えないところもあります。それは流石に辛いし、きついです。
なので、ハウスキーピングの仕事で稼ぐには必ず時給制の仕事をしましょう!
オーストラリアのハウスキーピングの仕事のデメリット
体力がないときつい
ハウスキーピングの仕事はとにかくひたすらベッドメイキング・掃除なので腰に負担がかかることもあります。
また私のホテルでは、昼の15:00すぎまで昼食が食べられませんでした。
重いリネンバッグを運んだりするのも体力がないときついこともあります。
リネンバックはこのように指定された場所に積んでいました。仕事自体は難しいことはないので慣れてくるとは思います。
時間的なプレッシャーがある
ハウスキーピングの仕事では部屋の掃除をできるだけ早く終わらさないといけません。
特にお客様のチェックインがある部屋に関しては、もし時間までに終わっていないと待たせることになってしまいます。
とにかく早く終わらさないといけないという時間的なプレッシャーを感じることは毎日のようにあります。
たまに孤独に感じることも
ハウスキーピングの仕事は一人で黙々と掃除をするので、たまに孤独に感じることがあるかもしれません。
チームで仕事をする場合は少し会話しながらでもできるのですが、個人でする場合は誰かと会話をすることがほとんどありません。
なので英語力は高くなくても大丈夫ですが、何か物足りなさを感じることがあるかもしれません。
まとめとして
ハウスキーピングの仕事は毎日のようにベッドメイキングなど同じ作業をしたり、たまに重いリネンも運んだりするので人によっては大変だと感じることがあるかもしれません。
しかし私が働いていた場所はオーストラリアのローカルのホテルで、オーストラリアの法律を守った賃金が支払われました。稼ぎは正直悪くはないです。
ただし歩合制のところはあまり稼げないので気をつけてください。
英語力はそこまでは必要とされず、清掃が好きな人には向いていると思います。
もし興味があれば是非オーストラリアでのハウスキーピングの仕事を狙ってみてください!
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