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オーストラリアへワーホリを考えている人は、費用はどれぐらいかかるのか気になりますよね。
オーストラリアに入国後すぐに働ける保証はなく、どれぐらいの費用が必要なのか目安の金額を知っておくことは重要です。
そこでこの記事では、実際にオーストラリアにワーホリに行ってきたハッシーが、いくらかかったのかその内訳とともに全て公開します。
是非今後ワーホリでオーストラリアに行くことを検討中の方は参考にしていただけると嬉しいです。
②ワーホリ費用を少しでも抑える方法を知りたい人 ③オーストラリアにワーホリに行く計画を立てている人
出発前に必ずかかる費用(約30万円)
まずはワーホリ出発前に必ずかかる費用がいくつかあります。これはワーホリに行く人全員に共通してかかってくる費用です。
それぞれどれぐらいの費用がかかるのかワーホリ出発前の準備金として抑えておきましょう。
パスポートの申請費用(1万6000円)※10年間の場合
パスポートを持っていない場合は、パスポートを用意する必要があります。
5年用と10年用がありますが、10年用の方が長い目で見てもお得です。5年用と10年用では5000円しか変わりません。
ビザ申請費用(3万6000円)
オーストラリアにワーホリに行くためには、ビザを申請しなければなりません。ビザがなければオーストラリアに入国できないからです。
ビザ申請費用は2022年現在で$510(約4万5000円)となっています。
航空券費用(3万円~5万円)※ジェットスターの場合
航空券も必ずかかってきます。航空券費用は航空会社や時期などにもよりますが、ジェットスターなど格安会社を利用することで安く購入できます。
ジェットスターではセールなどもあり、私の場合は【成田空港→ゴールドコースト空港】まで約3万円ほどで購入できました。注意点は手荷物料金で指定の範囲を超えると超過料金を取られることがあります。
少しでも費用を抑えるためにセールの情報などもチェックしておきましょう!以下のサイトからLCCの最安値の航空券を検索することができます。
ワーホリ保険費用(約20万円)
ワーホリは1年間のビザが有効ですが、その間に海外では病気やケガなど何が起きるか分かりません。
念のために保険には必ず加入することをおすすめします。私はワーホリエージェントの勧めでAIG損保の保険に入りました。
大きな出費にはなってしまいますが、家族に安心してもらうためにも必ず入っておきましょう!
出発前の準備金まとめ
以上の金額を合計すると約30万円となります。
極端に言えば、30万円以上あればオーストラリアに入国可能ということになりますね。
このお金はオーストラリア出発前に必ず準備しないといけない最低限必要な費用です。
オーストラリア入国後の食費や宿代のことなども考えておかないといけません。一般的には100万円~150万円ほどあれば安心して渡航できると思います。
でも、実は出発前には50万円さえあれば大丈夫です!
次の項目ではオーストラリア入国後にはどんな費用が必要になってくるのか私の場合の例を書いていきますね。
滞在中にかかった1年間の費用(私の場合は約92万円)
最初に結論として1年ワーホリで渡航する際に必要だった費用を表にまとめました。
これはあくまで私の場合なので参考程度にしていただければなと思います。
ワーホリ1年で必要な費用の目安 | ||
家賃 | ¥511,200 | 1ヵ月あたり4万円の場合 |
食費 | ¥235,200 | 自炊と外食の比率 9:1 |
交通費 | ¥100,000 | タクシーは使わない |
通信費 | ¥18,000 | 基本的に格安シムを利用 |
その他費用 | ¥56,000 | ツアー参加などの娯楽費含む |
合計 | ¥920,400 |
それでは表をもとに、何にだいたいどれくらいかかったのか内訳を詳しく解説していきます。
家賃(約51万円)
私は家に関しては、基本的にはシェアハウスに住んできましたがシェアハウスが見つかるまでの間やたまに旅行に行ったりした時はバックパッカー(Backpackers、通称バッパー)に泊まりました。
バッパーは格安宿泊施設で世界各国からの旅人がよく好んで利用しています。
バッパーに泊まった金額の合計は約$450でした。バッパーの平均金額が$30ほどだったので1年間で15回利用したことになりますね。
次にシェアハウスの費用ですが、私は移動が良くあり、1年間で6個のシェアハウスに住みました。かかった費用を合計すると、
($150×7週間)+($120×5週間)+($145×10週間)+($90×6週間)+($120×15週間)+($250×2週間)=$5940+$450(バッパーなどの費用)= 合計$6390(=511,200円)
となりました。この費用はどこのシェアハウスに住むかによっても異なるので人により様々です。
食費(約23万円)
食費に関しては、自炊することによって大幅に費用を抑えられます。オーストラリアに来てから最初の約3ヶ月間は1週間に$70ほど食費に使っていました。
しかし、その後賄いの出るレストランで約3ヶ月間働き、食費は1週間に$30ぐらいに抑えていました。
その後の残り約半年間は上手く自炊や節約をして1週間に$50ほどに抑えることができました。
ただし、外食をすることはありその費用は別途かかってくるのでその分も入れて計算します。オーストラリアは外食すると日本の2倍以上かかり、できる限り自炊をした方が良いです。1年間のかかった費用を合計すると、
($70×14週間)+($30×12週間)+($50×26週間)=$2640+$300(外食費用)= 合計$2940(=235,200円)
となりました。これは私の場合の費用なので参考程度にしていただけたらと思います。
国内移動費・交通費(約10万円)
移動費・交通費も人により様々です。仕事先から家まで電車に乗らないといけない場合は交通費がかかりますし、歩いていける場合はかかりません。
私の場合は空港から市内に移動するまでの費用や、シドニーでたまに電車を使っていたのと、シドニーからタスマニアに移動するまでの飛行機費用などがかかりました。
またファームの仕事の時はピックアップ代もありました。
1年間で、合計約$1250(=100,000円)
ほどとなりました。
通信費(約1万8000円)
通信費は携帯代でこれはオーストラリアで1年間生活する上で必ずかかってきます。
私は最初の約3ヶ月間は月に携帯代$30ほどでしたが、その後は格安Sim会社を使うことで節約することができました。格安Sim会社にしてからは月平均で$15ほどに抑えることができました。
1年間で($30×3ヵ月)+($15×9ヵ月)=$90+$135=合計$225(=18,000円)
ほどとなりました。
娯楽費・雑費などその他の費用(約5万6000円)
最後にオーストラリアでは娯楽費・雑費などその他の費用がかかってきます。
例えばシドニーの観光地であるシドニータワーに登ったことがあるのですが、その際にはチケット料金がかかります。更に小旅行としてツアーに参加したりするとツアー代がかかり、その費用もこちらに入れておきます。
またシェアハウスによってはトイレットペーパーや洗濯用洗剤などを自分で用意しないといけないところもあり、雑費もかかってきますね。服や靴などを買うとその分の費用もかかります。
それらの費用など1年間に使った費用を合計してみると
1年間で、合計は約$700(=56,000円)
ほどとなりました。
これまでのことから1年間ワーホリで使った費用をまとめると・・・下のようになりました。それぞれの項目とも人により様々となるので参考程度にお願い致します。
食費(235,200円)
国内移動費・交際費(100,000円)
通信費(18,000円)
その他の費用(56,000円)
合計920,400円
↑あれっ!結構費用かかってるやんって思いますよね。
でも先程もお伝えしたように、出発前は50万円さえ用意していれば大丈夫です!
私はオーストラリアワーホリで貯めたお金でオーストラリア一周、ニュージーランド一周、ヨーロッパ一周をしたのですが、それでも70万円は残してゆとりを持って日本に帰ってきました。
更に詳しい情報は、以下の電子書籍にまとめました。必ず役に立つ貴重な情報です。
とにかく困ったことや相談したいことがあれば、ハッシーまで気軽にお問い合わせください。
ワーホリエージェントを使った場合の費用の例
日本のエージェント会社を利用した場合の費用の例です。これもエージェント会社により費用は異なりますし、最近では現地の無料エージェントなどもあります。
ある会社のエージェント料金(459,000円)に含まれているものは以下の通りです。
【渡航前のサポート】
・渡航者向け特別英語クラスの無料参加
・渡航者向けセミナーの無料参加
・渡航準備、現地生活に関する個別相談
・ワーキングホリデービザ取得サポート
【到着後のサポート】
・空港出迎え
・現地到着オリエンテーション
・現地諸手続き【銀行口座開設・タックスファイルナンバー取得、携帯電話取得】
・現地日本人カウンセラーと直接面談
・就労開始までのホームステイ【1日3食提供、最長2週間】全て無料
・就労先での宿泊先手配
・ローカル会社への就労先紹介
かかる費用合計すると?
先ほど説明した内容が全て含まれて値段は、税込459,000円です。全てのサポートを、自力でやっていけばこのお金は払わずにすみます。
あとは出発前の準備金と入国後の1年間の費用も全て合計すると、
300,000円(出発前の準備金)+459,000円(エージェント料金)+920,400円(入国後に使う1年間の費用)= 合計1,679,400円
という目安になりました。
ワーホリエージェントを使わない場合の費用の例
ワーホリエージェントを使わない場合は、最初に説明した最低限必要な準備金とオーストラリア入国後にかかる食費や家賃などを考えておく必要があります。
エージェント料金はかからないので1年間の費用を合計すると、
300,000円(出発前の準備金)+920,400円(入国後に使う1年間の費用)= 合計1,220,400円
という目安になりました。
語学学校に通う場合の例
ワーホリのビザでは最大で4ヶ月間(17週間)語学学校に通うことが可能です。
必ずしも4ヶ月間通わないといけないという決まりはありませんが、英語力次第で良い仕事に就けるのかも左右します。
また語学学校に通うことで英語力向上だけでなく、様々な国の人と知り合い様々な情報交換できる友達が増えるというメリットもあります。
今回は語学学校に4ヶ月間通う場合の目安の費用です。
交通費や雑費はもちろん人により異なり、旅行費用や帰りの航空券またその他交際費などの費用も考えておく必要があります。
住居費(ホームステイ1ヶ月):約12万円
住居費(シェアハウス11ヶ月):約60万円
食費:約27万円 ※1週間の食費$70で計算
その他、交通費・雑費など:目安約30万円
これはオーストラリアで全く仕事をしない場合の1年間の費用です。語学学校に通う場合は学費面も考える必要があります。
また最初に説明した出発前の準備金も合計すると、
1年間で、合計1,790,000円
という目安になりました。
費用を一番抑えるには?
私はエージェントを使いましたが、エージェントを使う場合と使わない場合では費用が全然違ってきます。
また、ワーホリの前に語学学校に通うとなると更に費用は高くなってしまいます。やはり一番費用を安く抑えるには語学学校に通わずに、エージェントも使わないことです。
ワーホリの中での目的が英語力の場合は語学学校にも通うという選択肢を考えないといけません。オーストラリアワーホリで見つかる仕事の幅が広くなるからです。
私は英語力は高くはないですが、それでも仕事は見つかって貯金はできています。
それでは、オーストラリアではどれぐらいの収入が期待できるのでしょうか?次の項目ではオーストラリアでの1年間の収入について詳しく見ていきましょう!
[ad#ad1]オーストラリアでの1年間の収入(私の場合)
私の場合のオーストラリアワーホリ1年目はどのような感じの収入だったかまとめてみました。
1ヶ月目~3ヶ月目
1ヶ月目~3ヶ月目は仕事を3ヶ所ほど転々としていました。語学学校には通わずに、仕事をいきなり始めたので収入がありました。
ペイスリップ(給与明細)などもあり、3ヶ月間の全ての収入を合計してみました。
すると、合計$3429.94(=274,395円)
の収入となりました。
4ヶ月目~6ヶ月目
4ヶ月目~6ヶ月目はシドニーでのジャパレスでの仕事でした。こちらは現金手渡しで給料を貰い、1週間に約$500ほどの収入でした。3ヶ月間の収入を合計してみると、合計$5500(=440,000円)
の収入となりました。
7ヶ月目~12ヶ月目
ワーホリ1年目の最後の半年間はほぼタスマニアで過ごしました。理由はファームジョブをしてセカンドビザを取得するためです。この期間に働いたペイスリップも全てあり、収入を合計してみました。
すると、合計$9351.08(=748,086円)
の収入となりました。
収入-支出を計算すると?
というわけで私の1年目の場合は収入-支出を計算すると約$6750(=540,000円)ほどのプラスとなりました。しっかりと働けばオーストラリアでは貯金が見込めます。
因みに2年目はオーストラリアのローカルの会社でずっと働き、食費や家賃を抜いて150万円ほど貯金することに成功しました。
費用を抑える為の7つのポイント
①航空券はセールを狙う
航空券を少しでも安く抑えるには、ジェットスターなどの格安航空券を利用することです。
ジェットスターでは年に数回セールをやっており、セールの情報はウェブサイトで「My Jetstar」に登録しておくとメールで知らせてくれます。
また出発希望日は日本の夏休みやゴールデンウイーク、年末年始など利用者の多い時期は最初から外してしまいましょう!
②保険は可能であれば現地保険を利用する
ワーホリ中に保険は必ず入った方がいいですが、1年間の費用って結構高いですよね。日本の保険会社で安いプランを探しても1年間で20万円ぐらいします。
保険代を少しでも抑えたい方は現地の保険を利用するのも選択肢の一つです。
以前まではワーホリの人は日本の保険のみしか加入できないというルールがあったのですが、現在では現地の保険でも加入できるようになりました。
私はワーホリ2年目は現地保険に加入して1年間で10万円ほどの節約となりました。
③オーストラリアではシェアハウスに住む
オーストラリアで一番かかる費用といえば、家賃と食費です。
住む場所に関しては、シェアハウスに住むことで一週間の費用を抑えることができます。
ワーホリの人は最初のシェアハウスが見つかるまでの間は、バッパーなどの安宿に滞在し、その後はシェアハウスに移るのが一般的となっています。
④食費はスーパーで買って自炊する
食費に関しては、外食をすると日本の2倍以上のお金を費やしてしまうので頻繁に外食はできません。
しかしオーストラリアでは、スーパーで買うことで大幅に節約することができます。周りのワーホリの人もほとんど毎日自炊してます。
オーストラリアのスーパーでは、毎週50%OFFのセールや在庫一品セールなどもやっています。またオーストラリアは農業大国でスーパーでは果物や野菜が日本に比べるとかなり安い値段で手に入ります。
料理が初めての人もこの機会にオーストラリアで自炊に挑戦してみましょう!また賄いの出るレストランで働く場合も節約に繋がります。
⑤現地での移動は必ずカードを使う
オーストラリアでは電車やバスなどを利用する機会が多くなると思います。
現地で移動する際にはカードを利用できるところは必ずカードを使いましょう!普通の切符と比べると割引額が全然違ってきます。
⑥携帯は格安SIMを使う
オーストラリアでは携帯は格安プリペイドSimを使うことで大幅に節約できます。
私は最初は大手の携帯電話会社で月に$30以上支払っていました。しかし格安Simにしてからは毎月$10~$20ほど節約できました。
回線自体も大手のものなので、不便には感じません。
⑦無料英会話スクールに参加する
オーストラリアの都市には無料で参加できる英会話スクールがあります。
例えば私がゴールドコースト滞在中には、図書館で開催の英会話スクールに行っていました。
お金をかけたくない場合はこれを利用するのもありです。
英会話スクールは現地の人からの情報で、どこで何時からやっているのかなど教えて貰いました。
私が聞いた情報では、シドニー・メルボルン・ブリスベン・ゴールドコースト・パースにも無料英会話スクールがあります。
まとめとして
オーストラリアでのワーホリの1年間の費用について、エージェントを使う場合や語学学校に通う場合など様々な角度から説明しました。
正直言えることは、ワーホリで1年間に使う費用は人によって全然違います。
でもオーストラリアへのワーホリをするには少しでも費用を抑えて渡航したいですよね。
エージェントを使わなくても、自力でワーホリに行くことは十分に可能です。
また1年間の費用は、語学学校に通うかなど目的によっても大きく変わってきます。
オーストラリアは時給の一番高い国で、仕事さえ見つかれば貯金も大いにできます。
節約する方法もたくさんあるので是非参考にしてみてください。それでは、素敵なオーストラリア生活を送っていきましょう!
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